Career 01
キャリアステップ
生涯設計デザイナー®として独り立ちした後、
自分の生き方や適性に合わせて複数のキャリアを選択できます。
提案力に磨きをかけ、営業スキルをさらに高めていきます。努力が評価や給与に反映されるのでやりがいにつながります。
MDRTとは?
1927年に発足したMillion Dollar Round Table(MDRT)は、卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織です。
世界中の生命保険および金融サービスの専門家が所属するグローバルな独立した組織として、500社、70カ国で会員が活躍しています。MDRT会員は、卓越した専門知識、厳格な倫理的行動、優れた顧客サービスを提供しています。また、生命保険および金融サービス事業における最高水準として世界中で認知されています。
新人育成をはじめ営業オフィス経営、さらに支社経営といった、指導者・管理者としてマネジメント職務の頂点を目指します。
指導者として歩む過程で、ジョブローテーションの一環として、内勤職業務に従事することがあります。
※入社後6か月間(キャリアカレッジ)の勤務実績や技能習得状況等をふまえて選考し、7か月目に改めて無期雇用契約としての採用可否が決まります。
本ページでは、入社7か月目以降の内容についても記載しています。
Career 02
キャリアステップインタビュー
プロフェッショナルコース
自分を律して、
磨き続けること。
その先に、
達成と成長がある。
柴田知栄(しばた ちえ)
MDRT会員/トップ・オブ・ザ・テーブル会員
プライムエグゼクティブデザイナー
第一生命で営業のスペシャリストとして、トップを走り続ける柴田知栄さん。世界中の生命保険および金融サービスの専門家のうち、一部の人だけが入会を認められるグローバルな組織「MDRT」の正会員にして、そのトップ集団の中で僅か数%の人しか得ることのできない「TOT」(トップ・オブ・ザ・テーブル)の資格を持つ。生涯設計デザイナー®であれば、誰もがその実績とバイタリティに尊敬と驚きの眼差しを向ける存在だ。
「お客さまが全てを教えてくださる」
現在の輝かしい経歴からは想像もつかないが、柴田さんのキャリアは決して順風満帆だったわけではない。
「毎日がチャレンジの連続でした。特に最初の頃は、お客さまとのコミュニケーションで悩むことも多くありました。」
それでも頑張ってこられたのは、偉大な母の存在があったからだ。
柴田さんのお母さまは、ギネスブックにも掲載され、30年連続日本一という前人未到の記録を打ち立てた伝説のセールス・レディ。
「私が仕事で悩んだり、ためらったりすると、母は『お客さまが全てを教えてくださる』と、いつも私の背中を押してくれました。」
また、あるお客さまから『君の仕事は最低で始まり、最高で終わる仕事だ』と言われたことをよく覚えているという。『君の話は病気のことや会社の倒産リスクなど、考えたくもないような最低な話で始まる。でも、保険を使ってそのリスクに対してどんな備えができるかを丁寧に教えてくれた。だから、お客さまの幸せを守るために存在する君の仕事は最高の仕事なのだ』と。柴田さんは確信をもって話してくれた。
「本当にお客さまは大切なことを教えてくれるのです。」
困難は次に進むためのチャンス
「振り返ると、大小様々な壁に突き当たってきたと思います。」
常に前向きに取り組んできたと語る柴田さんだが、これまで乗り越えることができたのは、やはりお客さまの存在が大きかったという。
「お客さまに『目の前にあるのは、大きな壁でなく、扉である』と教えていただいたことがあります。困難は、立ち塞がる障害物ではなく、次のステージへ進むためのチャンスです。私は本当にいい出会いに恵まれ、お客さまに支えられてきたと思います。これからも『求めよ、さらば与えられん』の精神で、あきらめずに答えを追い求めていきたいと思います。」
コミュニケーション能力が
最大の武器に
生涯設計デザイナー®を続けることで一番身に付くもの、それは豊かなコミュニケーション能力だという。
「この仕事は、日々たくさんのお客さまとお会いします。その出会いや巡り合わせを通して、ビジネスパーソンとしてだけでなく、ひとりの人間としても大きく成長していくのです。楽しいことはもちろん、辛いことも経験しますが、自分なりの目標を持っていれば、芯がぶれることはありません。その中で自分というものが強く磨かれていく。苦労の先に得たものは、きっと自分自身を助ける人生の武器になってくれるはずです。」
これまで以上に働きやすく
第一生命は2022年、給与・研修の制度について大きな改革を行った。柴田さんはこう語る。
「早い段階で生涯設計デザイナー®として必要な知識やノウハウを身に付けられるのは素晴らしいことです。私たちには、生命保険だけでなく、経済・社会情勢をはじめ、お客さまのお役に立つような様々な知識も求められます。目標を持って、多くの人に更なる高みを目指してチャレンジしてほしいと思います。」
人生に寄り添う豊かな仕事
生涯設計デザイナー®は、続けるほどに深みが増してくる。
「お客さまの人生に寄り添って、その方の未来を真剣に考えます。これはなかなか他では味わえない豊かな仕事です。10年、20年と長いスパンで、様々な出来事に遭遇するお客さまと併走する。これこそが、生涯設計デザイナー®の醍醐味です。人生は難しい。悲喜こもごもとはよく言ったもので、喜びと悲しみが入り交じりながら、深く学んでいく。困難を仲間たちと乗り越えた先には、必ず大きな成長があります。第一生命には自ら学び、多くを体験し、人として成長できる大きなステージが待っています。もし迷っているようでしたら、思い切って飛び込んできてください。」
Career 03
キャリアステップインタビュー
マネジメントコース
人を想うこと。
寄り添うこと。
それは、支社長も、
生涯設計デザイナー®も同じ。
阿部玲子(あべ れいこ)
名古屋コンサルティング営業室 支社長 ※取材当時
(2023年4月より総合営業職推進部にて基幹職業務に従事)
「おはようございます!」が響く。元気な挨拶と笑い声に包まれたオフィス。その中心にいるのが支社長の阿部玲子さんだ。リーテイル営業に従事した後、マネジメントコースであるトレーナーへキャリアアップ。産休・育休を経て、オフィス長、営業部長を歴任し、2017年に支社長に就任した。マネジメントコースを駆け上っていく阿部さんに、生涯設計デザイナー®の魅力やマネジメントの醍醐味などを聞いた。
受け入れることがマネジメント
マネジメントコースを志したきっかけは、リーテイル営業をしていた2年目のこと。思うような結果を出せず、挫折しかけていた時だったという。悩んだ末、上司に退職を申し出た。
「私が話し終わるのを待って、『それなら、辞めてもいい』と言われたんです。引き止められると思っていたので驚きました。そして、最後に『その代わりあと1か月だけやってみなさい』とアドバイスされました。」
思いの丈を言葉にできたことで、モヤモヤが整理され、何がダメだったのかじっくり考えることができた。その後成績は上向き、一ヶ月後には「もうちょっと続けさせてください」と言っていた。相手の想いに寄り添い、親身になって受け入れること。マネジメントの奥深さを知ったのはその時だという。
ブレない指導で、成長を促す
「小さなことでもどんどん褒めます。仲間の成長を見届けられるのが一番嬉しい。」と阿部さんは語る。もちろん、楽しいことばかりではない。「辛い時もあります。でも、そういう時こそ、成長のチャンスだと思います。」
生涯設計デザイナー®と一緒に訪問する時は、自分からお客さまに声を掛けていく。うまくいく時も、うまくいかない時もあるが、大切なのは「ブレないこと」だと阿部さんは言う。
「人が成長するのは、新しいことにチャレンジしている時。指導者は成長に対して責任を持つ役割なので、サポートはするけれど、基本的には本人に任せます。オフィスでは、皆がそれぞれの役割を果たそうと頑張っています。」
生涯設計デザイナー®の魅力とは
「保険を通して人に寄り添う。人のことを真剣に考える。それはすばらしいことだと思います。」と阿部さんは熱弁する。
「多くの場合、お客さまは家族のことを想って保険について考えます。最初に人への想いがあり、そこから生涯設計へと広がっていくんです。ネットで完結する保険では、そういった人の気持ちを全部 汲み取ることはできないですよね。」
何度もお会いしてコミュニケーションを重ねることで、お客さまと人間関係を作っていく。そうするうちにお客さまの人生に対する考え方がわかってきて、そこで初めて寄り添ったコンサルティングをすることができる。
「生涯設計デザイナー®の仕事は、寄り添うだけでなく、その想いを具体的なプランに落とし込むこと。そのためにはたくさんの知識を身につけなくてはなりません。お客さまのことを想って、真剣にプランを考える。だから、お客さまから感謝の言葉をいただけたときは、本当にうれしくなります。」
焦らずじっくりと基礎を学べる
2022年、第一生命は給与・研修制度を大きく変えた。阿部さんは、この改革をこう捉えている。
「生涯設計デザイナー®は、お客さまとしっかり関係を構築して寄り添う仕事。安定した給与なら、これまで以上にお客さまの想いと向き合うことができると思います。」
研修制度では、綿密なカリキュラムのもと、精鋭の講師陣が教育を担当することになった。
「今回の改革で、生涯設計デザイナー®は、じっくりと腰を据えて学べるようになりました。仕事の幅や可能性は、さらに広がったと思います。」
ありがとうと言っていただける仕事
「生涯設計デザイナー®は、心の底から『ありがとう』と言っていただける回数がとても多いんです。こんなにも『ありがとう』を直接受け取れる仕事は、そうそうないと思いますね。」
第一生命には、さまざまなタイプの生涯設計デザイナー®がいる。
「これまでたくさんの生涯設計デザイナー®と接してきましたが、仕事に向いているかは、やってみないとわかりません。給与・研修制度も変わり、今まで以上に働きやすくなったので、一緒に働けることを楽しみにしています。」